あえて言いたい、エピソード8は良作だったと (2)
ここでは「スターウォーズ エピソード8 最後のジェダイ」のネタバレを書いておりますので、まだご覧になっていない方はご注意ください!
まだまだ批判の嵐ですね。
それぞれの批判を大きく分類すると次のようになっています。
- 物語の進展の無さ
- フォースの扱い
- レイア姫の覚醒
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物語の進展の無さ
状況の中心にはファーストオーダーとレジスタンスの追跡、撤退という軸が設定されています。これが、絵的にいまいちだという批判です。たしかに地味な追いかけっこですね。小惑星帯とかに突っ込ませれば良かったのでしょうか?
しかし、物語にはこういった膠着状態というのは必要です。一見無駄に思える時間というのは、登場人物を掘り下げてくれるものなのです。それに僕らが感じたもどかしさは、ポーが代弁してくれていますし、ホルドがその不満の矛先を引き受けてくれています。エピソード9では、きっとこの時間が無駄でなかったことが判明するでしょう!
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フォースの扱い
ヨーダのくだりですね。しかし、元々フォースは銀河全体に満たされているものです。雷のひとつやふたつ、落とせるのではないでしょうか。怒られますかね。でもヨーダですし、フォースにはこんな使い方もあるのだなと新たな発見をしたという認識でいいのではないでしょうか?
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レイア姫の覚醒
これは、あれです。弁護できませんね。僕もスクリーン前で絶句してました。心の中でえーっ!?状態です。
ただ、ひとつ可能性があるとすればシールド圏内にいたという仮説です。ファーストオーダーに破壊された船首にはすぐにシールドが張られ、無重力ではあるけど気圧やらなんやらは船内と同じであったがために、レイア姫は無事であったということです。無重力ですから、移動にもそんなにフォースを使わなくて済みますし、レイア姫程度(レイア姫程度 っておい!)のフォースの持ち主でもなんとかなったのです!きっと!
以上、批判に対する僕からの見解でした。